Amazon Primeは加入するべき?
迷っているあなたに
Amazon Primeで利用できるサービス、コンテンツをご紹介。
今回は、Prime Videoで見ることができる映画
2014年公開の「インターステラー」です。
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あらすじ
舞台は近未来です。
巨大砂嵐が日常的に発生する異常気象によって
地球規模で植物・農作物の大量枯死が発生し
人類は滅亡の危機に晒されていました。
主人公である元宇宙飛行士クーパーは、
義父と息子トム、娘マーフィー(マーフ)と暮らしながら
トウモロコシ農場を営んでいます。
マーフは自分の部屋の本棚から
本が勝手に落ちる現象を幽霊のせいだと信じていましたたが、
誰も信じてはくれません。
しかし、ある日クーパーが
それが何者かによるメッセージではないかと気づいて
解読を試み、それが指し示している秘密施設にたどり着きます。
そこは、大昔になくなったはずのNASAの施設で
ブランド教授が中心となり
土星の近くのワームホールを通り抜けて
別の星に人類の移住先を見つけるという
「ラザロ計画」を研究、遂行していました。
計画では既に
12の惑星に1名ずつ探索者が送り込まれていて
3つの星から移住できる可能性のある旨の信号が送られているとのこと。
ブランド教授は優秀なパイロットであったクーパーに
この3つの星の探索を依頼します。
マーフはいつ帰れるのかもわからないミッションに
猛烈に反対しますが
クーパーは、家族のため、人類のために
ブランド教授の娘のアメリア、リー、ドイルと
人工知能ロボットTARSと共に
地球を出発します。
はたして、クーパーたちは
人類のための新天地を見つけることができるのか…
主な登場人物
ジョセフ・クーパー
元宇宙飛行士の主人公を演じるのは
マシュー・マコノヒー。
1996年公開の「評決のとき」で注目を集めて以来
シリアス物からコメディ物まで演じられるイケメン俳優です。
2005年にはPeopleマガジンで
世界で最もセクシーな男性に選ばれています。
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本作では
家族思いで使命感に燃える宇宙飛行士を好演しています。
同じくAmazon Prime Videoで見られる
TRUE DETCTIVE:ふたりの刑事での
クセの強い刑事を演じているのと好対照です。
驚くのはインターステラーとTRUE DETECTIVEの
公開年は同じなんですね。
同時に撮影していたとは思いませんが
ほぼ同じ時期に
こんなに違う人を演じ分けられるなんて
さすがの演技力です。
TRUE DETECTIVEもおすすめなので
是非、ご覧ください。
マーフィー・クーパー
ジョセフ・クーパーの娘、マーフィーを演じるのは
ジェシカ・チャスティンです。
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私にはあまりなじみのない女優さんでしたが
2012年公開された「ゼロ・ダーク・サーティ」で
アカデミー賞の優秀主演女優にノミネートされているんですね。
こちらも実力派です。
自分を置いていった大好きな父親への思いに苦しみながらも
優秀な科学者となって
「ラザロ計画」に加わります。
アメリア・ブランド博士
「ラザロ計画」のリーダーであるジョン・ブランド博士の娘で
クーパーと一緒に宇宙に旅立つアメリアを演じるのは
アン・ハサウェイ。
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2001年公開の「プリティ・プリンセス」でブレイクしてから
コメディタッチの映画で人気を博していましたが
2012年の「レ・ミゼラブル」で
女優として何段もステップアップしました。
本当に美しい女優さんだと思います。
宇宙服のヘルメットをかぶっていても
美しさがあふれています。
ヒュー・マン博士
クーパーたちよりも先に宇宙探査に出発し
生存可能な星を見つけたと信号を送ってきている3人の内のひとり、
ヒュー・マン博士を演じるのは
おなじみのマット・デイモン。
ジェイソンボーンシリーズでの
アクションでも有名ですが
「グッドウィルハンティング」で見せたように
繊細な役も演じられる役者さんです。
ちょっと愛嬌のある顔が魅力です。
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実は、マット・デイモンの出演は
いわゆる「カメオ出演」で
公開前に告知されなかったようです。
公式のインスタグラムにも
彼の写真はありません。
私も映画を見ていると
急にマット・デイモンが出てきたので
「主役級のはずの彼がここに??」と驚きました。
しかし、マン博士の存在は
映画の中で重要なので、
他の無名な俳優さんではなくて
マットが出演した意味もあるのかと思います。
インターステラーの宗教的要素
インターステラーには
科学的な要素が盛り込まれていますが
さまざまな宗教的要素がちりばめられてもいます。
ラザロ
物語の中心となるプロジェクトの名称は
「ラザロ計画」と呼ばれます。
「ラザロ」というのは
イエス・キリストの母マリアの弟です。
病気で死んでしまうのですが
イエスの奇跡によって蘇ります。
「ラザロ計画」の説明を受けた時に
クーパーは「不吉な名前だ」と言います。
生き返ったとはいえ
死んだ人の名前ですから当然の反応でしょう。
ブランド教授は
「生き返ったのだから問題はない」と反論します。
この名前の意味は
物語の途中でわかってきます。
ネタばれになるので詳しい説明はさけますが、
まさに「プランB」をあらわした名前だといえます。
12人の使徒
クーパーたちの前に
宇宙へ向かった宇宙飛行士は12人でした。
これは、キリスト教の12使徒に通じると思われます。
キリスト教の12使徒は
イエスに特別に選ばれた弟子たちで
イエスの昇天後、
各地にイエスの教えを伝えに行きます。
しかし、流刑されるヨハネをのぞいて全員殉教してしまいます。
裏切り者として知られるユダは
12番目の使徒で
彼が裏切りの末死んだために
マティアが新しい12番目の使徒となりました。
インターステラーで
最初に出発した12人の内生き残った人は
「ユダ」なのか、
イエスに最も愛された「ヨハネ」なのか…
観終わった後に考えてみてください。
ジョセフ:クーパーの名前
主人公の名前「ジョセフ」も
キリスト教的な要素です。
ジョセフは
聖母マリアの夫です。
イエスは処女のままイエスを宿しましたので
正確にはイエスの父親とは言えませんが
イエスの保護者であることにはかわりません。
救世主の保護者…
ジョセフ・クーパーの子どもは
トムとマーフ。
この内のひとりが人類を救う救世主になります。
この映画の制作者は
救世主の保護者ということで
彼を「ジョセフ」という名前にしたのだと思われます。
ヒュー・マン=人間(ヒューマン)?
これは、ちょっと宗教的要素とは言えないかもしれないですが
ひとつ付け加えたいと思います。
マット・デイモン演じる宇宙飛行士は
Dr. Hugh Mannという名前です。
ヒュー・マンと発音します。
これは、ヒューマン
つまり、人間をあらわしているのではないでしょうか?
彼の行動は
ある意味、とても人間的です。
批判する人もいるでしょうが、
何となく理解できるのはなぜでしょうか。
一貫したテーマは「愛」
重力やブラックホールなど
この映画は科学的な要素が多くでてきます。
正直、理解できない所もあります。
しかし、この映画をすばらしいと思う理由は
物語を通したテーマが「愛」だということです。
クーパーが宇宙に飛び立つのを決心させたのは
家族への愛です。
人類が移住できる星が見つかれば
愛する子供たちが救われるからです。
ブランド教授が
クーパー一行に娘を加えたことはどうでしょうか?
こんな危険な任務にアメリアを加えるなんて
どんな親かと思いましたが
彼のこの計画に対する真意を知ると
彼女を行かせた意味がわかります。
これも愛です。
アメリアが一行に参加したのも「愛」からです。
12人の内のひとりが
彼女の愛する人だったからです。
もちろん、彼女にも人類を救いたいという
崇高な使命感があったでしょうが、
愛する人に会いたいという
自然な人間の感情が決心させたのだと思います。
この愛ゆえに
インターステラーが
科学的な宇宙映画でありながら
共感を呼ぶ理由なのでしょう。
まとめ
インターステラーは、いかがでしたでしょうか?
Amazon Primeに入れば
無料で見ることができます。
1か月間の無料体験もありますので
是非、ご覧ください!