アメリカのドラマは、9月から5月くらいを1シーズンとして放送され、
人気があれば、何シーズンも放送されます。
その中でも、2003年放送開始で、2020年11月から第18シーズンが放送され
20年近く人気を保っている番組が
「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」です。
このドラマのスピンオフとして作られた「NCIS LA」、「NCIS New Orleans」も大人気です。
マーク・ハーモン演じるギブスが率いる
NCIS(Naval Criminal Investigative Service)が毎回事件を解決していきます。
NCISは、アメリカ海軍やアメリカ海兵隊の将兵が関わる事件を扱う連邦捜査機関ですが
このドラマが放送されるまでは、一般にはあまり認知度はなかったとか…
NCIS~ネイビー犯罪捜査班のおススメポイント
1.ギブスのリーダーシップと優秀な部下たちの関係
2.ネットと科学の力を駆使して難事件を解決!
3.各キャラクターのバックストーリーがおもしろい!
見どころはギブスと優秀な部下たち
毎回起こる事件は結構悲惨なものばかりです。
将兵が関わるプライベートな事件のエピソードもありますし、
大がかりなテロに関するエピソードもありますので
飽きずに見ることができます。
あらゆる事件は、
元アメリカ海兵隊のギブスのリーダーシップと
チームメンバーの力で解決していきます。
いまだに折り畳み式のガラケーを使うような昔気質のギブスですが、
部下のことを大事にしていることが全編からわかります。
その上、彼の部下たちの優秀さは特筆ものです。
基本的にギブスは、彼らにほぼ3種類くらいの言葉しか発しません。
事件が起こった時の”Grab your gear!”と
(「捜査に必要な物を持ってでかけるぞ!」って感じでしょうか?)
途中の”Talk to me!” 。(「報告しろ!」)
そして、検死官と科学捜査分析官によく言うセリフは
”What’ve you got?”(「何がわかった?」)
部下たちは、何も言われなくても自分たちで調べるべきことを見つけ、
どんどん進めていき、定期的に報告する・・・
こんな部下がいたら、仕事が楽でしょうね~
ドラマでは、メンバーたちは
自分たちのチームを家族と呼んでいますが、
まさに「家族」のようです。
科学とIT技術の力で難事件を解決
さまざまな事件が起こる中で
解決への重要な力となるのが「科学」と「IT技術」。
まず、科学の分野では、
ラボで指紋照合、顔認識照合などを行うのがアビー。
「科捜研の女」で沢口靖子さん、風間トオルさんたちがみんなでやることを
アビーはひとりでこなしてしまうのです。
残念ながら彼女はショーを去ってしまうのですが
間違いなく、彼女はNCISの象徴でしたね。
そして、検死官のダッキーとアシスタントのジミー。
(後にジミーは検死官に昇格します)
二人でうんちくを語りながら、解剖を進めていくのはお決まりのシーンです。
そして、忘れてはならないのは、ティムが操るIT技術。
MIT出身の彼は、国務省のサーバーをハッキングするなんて朝飯前。
携帯のGPSで犯人の居場所を特定したりもします。
アビーはIT関連にも造詣が深いので、
コンビで作業することもよくあります。
キャラクター設定がおもしろい!
個性的なメンバーたちですが、
そのバックストーリーも個性的で番組を盛り上げている要素の一つだと思います。
例えば、ギブス、トニー、ティムはみんな父親との関係が上手くいっていませんでした。
彼らは事件をきっかけに父親と再会し、
話し合い、関係を取り戻します。
ギブスのお父さんは、温和で寡黙で・・・
トニーのお父さんは、お調子者で憎めない・・・
なにか、本人たちと重なるところがありますね。
全シーズンをアマゾンプライムで視聴可能!
今年で17シーズン。
全部見るのにいくらかかるんだよ!
でも、ご安心を。
全シーズン、全エピソードをアマゾンプライムで視聴可能です。
興味のある方は是非ご覧ください!