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観る将でも楽しめる!将棋ABEMAトーナメントがおもしろい!

いつもは個人で戦う棋士の皆さんが団体戦で戦う
将棋のABEMAトーナメント。
普通の棋戦よりも観る将にぴったりなんです!
既に予選リーグはDリーグまで進んでいますが、
今からでも遅くはないので

ABEMAトーナメントの楽しさを解説します!

ABEMAの公式サイトはこちらから

無料会員でも
ライブ配信中と公開3日間は見ることができます。
プレミアム会員ならいつでも見ることができるので
無料会員で試してから
プレミアム会員への入会は考えてもいいですよね。

将棋界唯一の団体戦で早指し!

将棋というと「棋士が孤独に戦う…」
そんなイメージがあります。
でも、実は棋士同士で研究会をしたり、
フットサル部や登山部があったり、
一緒に旅行に行ったり
棋士同士の交流があります。

私が興味があるのは
「将棋」というより「棋士」なので
棋士の生活をネットなどで調べるのが大好きです。

将棋の対戦も見ますが
差し手が進んでいる時はいいのですが
どちらかが長考に入ってしまうと
時には1時間も考える人を見つめるだけになってしまいます。
対局姿を観るのが好きな私にもこれは苦痛…

ABEMAトーナメントはこんな私にぴったりなのです。

将棋ABEMAトーナメントのおすすめポイント

1.他の棋士を応援する姿が見られる
  団体戦なのでチームメイトの差し手に一喜一憂したり
  一生懸命に応援したりする姿が見られます。
棋士の先生たちも
団体戦の楽しさを感じながら指されているようです。

2.一度に何局も見られる
  持ち時間5分、1手指すごとにプラス5秒という
  フィッシャールールなので
  各局がすぐに終わります。
  1局終わるごとに次に登場する人が発表されるので
  興味深い対戦が何局も見られます。
同じ棋士が続けて登場する場合も!

3.棋士の素顔が見られる
  応援する姿もそうですが
  それぞれ趣向をこらしたチーム動画もありますので
  対局から離れた棋士の素顔を見られます。

出場棋士が豪華!

チームはリーダー14名が
チームメンバーをドラフト形式で指名して決まりました。
今年は、予選を勝ち上がった3名のチームも加わりましたので
合計15チームが5ブロックに分かれて争います。

チームリーダーと予選リーグ
※は7月1日現在の予選突破チーム

予選Aリーグ
藤井総太 二冠※
稲葉陽 八段※
三浦弘行 九段

予選Bリーグ
佐藤康光 九段
糸谷哲郎 八段※
菅井達也 八段※

予選Cリーグ
豊島将之 竜王
羽生善治 九段※
木村一基 九段※

予選Dリーグ
永瀬拓矢 王座※
佐藤天彦 九段
広瀬 章人 八段※

予選Eリーグ
渡辺明 名人

斎藤慎太郎 八段
予選突破チーム

チームリーダーを見ただけでワクワクしますよね。

チーム羽生を盛り上げる佐藤紳哉七段、
佐藤会長、谷川九段、森内九段のチームレジェンド、
やんちゃな佐々木勇気七段を温かく見守る木村九段、
山崎八段の暴走を止める糸谷八段 などなど
見どころは満載なトーナメントなのですが、
私が注目するのは・・・

チーム渡辺
チーム斎藤
チーム稲葉

の3チームです。

注目のチーム渡辺、チーム斎藤、チーム稲葉

チーム渡辺 ホームラン

将棋界の第一人者渡辺明名人が選んだのは
同じ所司一門の後輩、近藤誠也七段と
一緒に旅行にも行く仲良し、戸辺誠七段です。

渡辺名人は
昨年は、近藤七段と
同じく所司一門の後輩である
石井健太郎六段とチームを結成し
準優勝になりました。
そして、今年は、「将棋のわたなべ君」でも
その仲の良さを紹介されている戸辺七段を指名しました。
ドラフト指名時には
戸辺七段は実況席にいたのですが
指名に驚きながらもとても嬉しそうでした。
渡辺名人が「1回は出てみたいと言っていたんですよ。」と
指名の理由を説明しておられましたが
本当に仲が良さそうでした。

チーム斎藤 ここ一番

斎藤慎太郎八段は
今回初めてチームリーダーになりました。
前回は、佐藤天彦九段のチームで活躍しました。

斎藤八段は
ドラフトではことごとく指名の抽選をはずしてしまいました。
1巡目(佐々木勇気七段)も2巡目(池永天志四段)も
木村九段との抽選になり
どちらも木村九段に負けてしまいました。

しかし、それによって、
村山慈明七段と都成竜馬七段を指名し
関西のさわやかな3人のチームが完成したので
私としては、かえって良かったのかと思います。

この3人は
都成七段の師匠の谷川先生のお家で
研究会をしていることで有名です。
想像してみてください…
なんと、格調高い雰囲気なのでしょうか…

ちなみに、
チーム名の「ここ一番」は
斎藤八段のお父様が「CoCo壱番屋」の店舗を
フランチャイズで経営されているからです。
チーム映像でも斎藤八段が
「ここ一番」の発音が話題になっていました。
(ココイチ風に発音♪)

チーム稲葉 加古川観光大使

最後に紹介するチーム稲葉のチーム名は
「加古川観光大使」
加古川は「将棋のまち」と呼ばれています。

加古川出身の棋士で
最初に棋士になったのは神吉宏充七段ですが
「将棋のまち」と名乗るようになったのは
久保利明九段がきっかけだそうです。

その後、井上慶太九段が加古川将棋センターで
指導されるようになってから
稲葉陽八段、船江恒平六段が棋士になり
現在、加古川出身・在住の棋士は5名とのこと。
加古川は、私の故郷神戸と近いですから
以前から親近感が湧いていました。

そして、今回のABEMAトーナメントでは
リーダーの稲葉八段が
その加古川出身棋士でチームを作ってくれました!

ちなみに、船江六段は
難関といわれる「公認会計士試験」に合格して話題になりました。
「すごい!」と思って調べてみると
船江六段は「加古川東高校」を卒業しています。
私たちの時代から
加古川東高校は「かことう」と呼ばれ
姫路西高校(ひめにし)、長田高校、神戸高校と並ぶ
兵庫県の「頭のいい人が行く公立校」として有名です。
もちろん、棋士である船江さんが
頭がいいのは周知の事実ですが
きっと試験にも強い方なんでしょうね。

ABEMAトーナメントはABEMAプレミアムで!

ABEMATVは
無料でも見られる番組が多いので
私もこのABEMAトーナメントを知るまでは
無料登録だけしていました。

しかし、ABEMAトーナメントの
チーム映像の1本目は公開すぐであれば無料で見られるのですが
2本目はプレミアムでないとみられません。
ABEMAさん、うまい!

というわけで
私もABEMAプレミアムに入ってしまいました。
14日間の無料体験の後、
月額960円となります。
(詳しくは、下記の公式サイトから)

ABEMAの公式サイトはこちらから

現在、行われている棋聖戦、王位戦の中継では
棋士ひとりひとりを固定カメラで狙う
マルチアングル放送もあり、
この機会に入ると、もっとお得です!




ABOUT ME
さにー
神戸生まれの神戸育ち。 16歳年下の愛するダンナ様と東京都目黒区で二人暮らし。 こだわる時はとことんこだわるのに、気にしない時は全く気にしないAB型。 実は、2回目の受験でTOEIC990点(満点)を獲得したMBAホルダーでもある。