お花の定期便【Bloomee】
をやめることにしました。
私のライフスタイルにあわなかったからです。
実際に体験してみて感じたのは
このサービスは
やるべき人とやめるべき人が
はっきり分かれることかと思います。
では、どういう方におススメで
どういう方には向かないのか
最後の体験レポートとしてお届けします。
お花の定期便 Bloomeeとは?
まず、改めてBloomeeの特長をまとめてみます。
コロナ禍でおうち時間が増える中
話題を集めてきたお花の宅配便。
定期的にお花が自宅に届き
生活に潤いを与えてくれると人気です。
その中でも、おそらく一番よく見かけるのがBloomee。
積極的に広告費を使っているからだと思いますが
サービス内容も画期的です。
Bloomeeについて
詳しく知りたい方はこちら
特長1 ポストに届く
私は、これが他社と差別化された
Bloomeeの一番の良いところだと思います。
専用の箱に入って
ポストに届くので
配達時間に自宅にいなくてもいいのです。
これは、毎日忙しくされている方には
とてもありがたいサービスだと思います。
特長2 お花屋さんが選んだお花が届く
2つめの特長は
お花屋さんが選んだお花が届くということです。
お花選びって
結構センスがいるんですよね。
お花を飾ることに慣れていないと
どういう組み合わせで買えばいいかわかりませんから
お花のエキスパートであるお花屋さんが
選んでくれるというのは嬉しいところです。
お花選びに自信がある人も
自分なら選ばないような
新しい花材に出会えるという楽しみもあります。
特長3 リーズナブルな料金設定
「550円で毎週お花のある生活」
Bloomeeのネット広告を
よく見かけますが
一番目を引くのはこの点ではないでしょうか?
Bloomeeの3つのプラン
【体験プラン】
お花本数: 3本以上
料金: 550円(+送料 275円)
【レギュラープラン】
お花本数: 4本以上
料金: 880円(+送料385円)
【プレミアムプラン】
お花本数: 5本以上
料金: 1,320円(+550円)
※ このプランのみ手渡しの配達
ちなみに
私は「レギュラープラン」を選択しました。
特長4 自分のペースで届けてもらえる
Bloomeeの配達間隔は
毎週か、隔週かを選べます。
最初に設定するのですが、
アプリやマイページですぐに変更もできます。
また、「スキップ機能」があるので
届いたお花のもちがいいときや
家をあける予定がある時には便利です。
スキップも、
アプリやマイページで手続き可能です。
特長5 品質保証がされている
「ポストに届く」と聞くと
配達中にお花が折れてしまうのではないかと思いますが
Bloomeeではお花の品質が保たれるような工夫をして
もし、お花に元気がなかった場合は
再送、あるいは、次回の配達を無料にしてくれます。
専用のボックスは
通気性と丈夫さにこだわりを持っているとのことで
確かにお花をがっちり守ってくれています。
Bloomeeを実際に試してみた感想
Bloomeeを実際に試してみて
それぞれの特長について感想をお伝えしたいと思います。
ポストに届くのは便利。でも…
私が受け取ったBloomeeの配達は
18時くらいでした。
これは、毎日お仕事に行かれている方にとっては
すごく良い時間帯ですよね。
家に帰るとお花が届いている…
理想的です。
もしかしたら、Bloomeeから
宅配業者さんに時間指定されているのかもしれません。
ただ、私のおうちでは
私もダンナ様も100%リモートワークで
18時までに買い物を終えて
食事の支度を始めています。
そういう人には
少し遅すぎる感はあります。
また、気を付けていただきたいのは
ご自分のマンションのポストの形です。
(戸建ての方は問題ありません)
私の住むマンションは
外側から入れる配達室から郵便を入れてもらい
オートロック内の逆側から受け取るタイプです。
これだとBloomeeのボックスは
通常郵便物をとる側からは見えませんし
とることもできません。
配達室にまで行ってとらなければいけないのです。
もし、戸建てや
ポストの郵便物を入れる側と
受け取る側が同じマンションに住んでおられたら
まったく問題はありません。
帰ってきたら
ポストにお花のボックスが入っているのが見えるので
気持ちもホッとしていいですよね。
ちなみに、
Bloomeeが推奨するポストのサイズは
投函口の大きさが
縦4.5㎝×横16㎝以上、
奥行が15㎝以上ということです。
届くお花はお花屋さんによって違う
自分では選ばないような
センスのいいお花が届く…
これが、私がBloomeeに期待したことでしたが
私の場合は必ずしもセンスがいいとは言えませんでした。
私のおうちに届けられたのは
Bloomee直営店と
直営作業場のFlower Factory OTA1からのものでした。
(直営店は最初だけ)
どちらも、
バラ、
スプレーバラ、
カーネーション、
スプレーカーネーションと
同じようなお花に
違うグリーンが合わせてあるというものでした。
確かにグリーンはあまり見かけないような
変わった種類を入れてくれていましたが
メインのお花は、正直、ありきたり。
満足のいくものではなかったです。
ただ、他のお店のお花を見ると
すごく、良いお花もあるので
お店によって当たり外れがあるのかなと思います。
これは、私の個人的意見ですが
直営店より契約のお花屋さんの方が
力を入れて選んでくれているようです。
直営店だとどうしても
コスト削減とかがあるのでしょうか…
どんなお花が配達されるかは
下記のサイトで見ることができます。
どこのお店から届けられるかは
申し込むときはわかりませんので
一度開始してから
様子を見るのがおススメかと思います。
残念ながら
自分で配達してもらうお店は選べないようですので
Flower Factory OTA1やBloomeeが
自分のお店になってしまったら、
はっきり言ってやめてしまった方がいいと思います。
コストは送料込みで比較すべし
1回のお届けで
550円、880円というのは
確かにリーズナブルです。
ただ、お花屋さんで実際に買うのと
どちらにしようかなと考えるときは
送料込みの価格、
825円、1,265円で比較するべきでしょうね。
ちなみに、下記の写真は
JR東京駅丸の内地下南口改札を出てすぐ目の前にある
「レ ミルフォイユ ドゥ リベルテ グランスタ丸の内店」で
500円で購入した花束です。
最近は、お花屋さんでも
500円、800円、1,000円といった価格で
小さな花束を売っていますので
比較してみることをおすすめします。
スキップ機能は〇
届くお花によって
1週間以上きれいに咲いている場合もあります。
そうすると、毎週届くのは
ちょっと、もったいない…
そんな時は、スキップ機能は便利でした。
木曜日の配達を選んでいたので
その週の月曜日中に手続きすれば
1週飛ばして届けてくれます。
おススメの設定は
毎週届けにしておいて
必要のない時はスキップするようにすることです。
これなら、お花が途切れることもないですし
無駄になることもありません。
水あげが鍵となる
品質保証という意味では
届いたお花は毎回しっかりしていました。
ボックスを開けると
きれいなお花が出てきて
テンションが上がります。
届いた時にはきれいなので
私は一度も再送依頼はしませんでした。
しかし、
よく考えられた箱に入っているとはいえ、
長旅をしてきたお花たち。
さまざまなストレスに耐えてきたんだと思います。
茎の先を水の中で切って
水を吸い上げやすくする「水あげ」という処置が
私の場合は一度も成功することはありませんでした。
水あげしないお花はすぐに萎れてしまいます。
お花屋さんで買っても
水あげしにくいお花というのはどうしてもあります。
これは、お花の種類というより
お花の個体差。
そのお花の育った環境、
保存された環境、
運ばれた環境。
「宅配業者さんが運ぶ」という
Bloomeeの性質上、
これ以上望むのは難しいのかとも思います。
Bloomeeを選ぶべき人とは?
最初にお話しした通り、
私はお花の定期便【Bloomee】を解約しました。
それは、私の生活リズムや嗜好にあわなかったからです。
でも、私と違う生活をしている人には
メリットもいろいろとあると思います。
Bloomeeどうしようかなあと思っている皆さんに
参考になるように、
Bloomeeを選ぶべき人はどんな人なのか考えてみました。
4回分が終了すれば
解約も自由ですし、
初回はクーポンで無料になりますから
(「Bloomee クーポン」で検索してみてください)
下記に当てはまると思う人は
是非、検討してみてください。
Bloomeeについて
詳しく知りたい方はこちら
忙しくてお花屋さんに行くヒマがない人
毎日、会社に出勤して忙しい方は
Bloomeeを試してみるべきです。
私も結婚する前に
バリバリ仕事をしていた時は
平日は帰宅も遅く、
休日は掃除や洗濯に追われていました。
もちろん、お花屋さんでお花を選ぶなんて時間はありませんでした。
そういう方には
Bloomeeはおススメかと思います。
逆に、今の私のように
在宅勤務で昼間でも外出の時間が取れる人は
お花屋さんに直接行くことをおすすめします。
お花選びに慣れていない人
特に男性の中には
お花屋さんへ入ることに抵抗のある方もいるかもしれません。
何か気恥ずかしい感じがしますよね。
そして、最近のお花屋さんは
自分でお花をピックアップするスタイルも多いので
女性でもお花選びに慣れていない方は戸惑ってしまいます。
もちろん、お店の方に声をかければ
きちんと選んでくださるのですが
ソーシャルディスタンスが叫ばれる中
ちょっと遠慮してしまうところもあるかと思います。
そのような方々には
Bloomeeはおススメです。
自分のお花選びに自信のある方、
お花屋さんでいろいろなお花を見ることが好きな方には
Bloomeeはおすすめしません。
小ぶりのお花を飾りたい人
Bloomeeのレギュラープランと
体験プランで送られてくる花は
長さがおおよそ25㎝くらいです。
それ以上の長さは
専用箱の形状上、無理です。
25㎝の長さのお花を飾ろうと思うと
高さが10㎝くらいの花瓶を使うことになります。
これは、かなり小ぶりです。
小ぶりなゆえに
キッチンの片隅とか
リビングの棚の端とか、
ちょっとした所に飾ることができるのが利点です。
そういった場所に飾る花を探している方には
Bloomeelは最適です。
一方、私は
玄関に飾れるような
少し大きめのお花がほしいと思っていました。
私のような方は
直接お花屋さんに行くか、
対面で届けてくれるお花の定期便の方がいいのかと思います。
ただし、このような場合は
定期便では送料が高くなるので
お花屋さんに買いに行く方がかなり安くなります。
例えば、
Bloomeeのプレミアムプランだと
1,320円+550円=1,870円。
LIFFTのスタンダードプランは
送料込みで3,300円。
LIFULL FLOWERのセルフアレンジプランSサイズは
送料込みで1,958円です。
お花屋さんも安いところも増えていて
日比谷花壇が展開する
Wonder Flowerですと
3種類のお花を選ぶと
税込1,000円で買えます。
(1種類は330円)
1種類が1本のお花もありますが、
チューリップなら2本で330円です。
コスパよりも他のメリットを重要視する人
大ぶりのお花を買ってもそうなのですが
Bloomeeの体験プラン、レギュラープランでも
お花屋さんで買うよりも
どうしても高くなってしまいます。
つまり、コスパで考えると
Bloomeeはありえないのです。
でも!
自宅に届くこと、
それも、ポストに届くことは
忙しい人にはメリットです。
また、お花屋さんによって違いますが
専門家が季節に応じたお花を選んでくれるのも
大きなメリットです。
1回1,000円前後を
高いと思うか、
安いと思うか
Bloomeeのメリットをよく見て
選んでみてください。
Bloomeeについて
詳しく知りたい方はこちら
まとめ
結局、私はBloomeeを解約してしまいましたが、
人によってはいいと思える人もいると思います。
特に、日々忙しく時間がない人、
お花選びに自信のない人には
Bloomeeは最適です。
お花のある暮らしを少し経験すると、
散歩をしても、
道端のお花に目がいき
以前より心が豊かになったような気がします。
また、お花屋さんをのぞく回数も増えました。
そして、気に入ったお花があれば
購入してお家に飾るようにしています。
そう意味でも
私のBloomeeでの体験は
無駄ではなかったと思っています。
4回分が終了すれば
解約は自由ですので
10,000円もかかりません。
それで、豊かな心で
穏やかに暮らせるのであれば
一度試してみる価値はあるのではないでしょうか。